マクロビオティックの世界観 巻三
マクロビオティックの世界観 巻三
(wogom3)
桜沢は、次のような言葉を日本の若い人たちに残しています。
サヨーナラ
最後に念のために書き残しておきたいコトは次の如きモノですー
ご覧の如く、私たち老夫婦の冒険きわまる世界無銭旅行はその第一期五か年を終り、ノーベル賞の百倍も千倍にも相当する成果を収めました。私たちはソレを独占したくない。この冒険は私たちのタメにやったのではなく四十四年来私がスベテノ人に、力のカギリすすめてきた「正食による絶対健康法」と、東洋哲学の大本たる「無双原理」の実用性の偉大さを、身をもって諸君に示すためだったのです。
ツマリこんな大成果はダレでも上げるコトができる、ヤサシイおもしろいコトだ。ただ身と心の絶対健康を自分でコントロールするコンパ(羅針盤PU)さえ身につけていたら、と言うコトを証明するためだったのです。日本に私の健康法(ソレも肉体だけの)を取り上げて、肝心カナメのPUを身につけない人が多いコトを私は悲しく思います。(『巻3「まとめ」として』より)
目次
第一章 『インド編』—桜沢夫妻、インドへの旅立ち
第二章 『アフリカ編』—苦闘の八十日間を乗り越えて
第三章 『フランス編』—パリを中心にヨーロッパに花開いたPUの花
第四章 桜沢不在の日本のPU戦線—その惨状と復活(海外通信)
【サイズ】 並製本(246P)