2020年4月より弊社アインコーン商品の輸入元を株式会社CHAYAマクロビフーズ様へ引き継いで頂きました。弊社は引き続きCHAYAマクロビフーズ様のアインコーン普及をバックサポートさせて頂きます。尚、一部弊社ama-eco通販での継続取り扱いもございます。
ファッロと呼ばれる古代小麦には、粒の大きさが小さい方からアインコーン小麦、エンマー小麦、スペルト小麦があります。「殻が付いた」を意味するイタリア語ファッロFarroの何小麦であるかが、この3つの小麦になります。
ファッロは生産量が多い順にスペルト、エンマー、アインコーンとなり、ファッロ(殻つき)の3つの小麦の配合率がこの順番に多くなります。需要と供給の関係により生産量が変わってくるからです。アインコーンはその中でもっとも希少で生産量が少ないためレアウィートRare Wheatであり、生物多様性の観点からも地球上で一番残しておく必要がある小麦です。
ヒトツブコムギ(アインコーンEinkorn)は14染色体のAAゲノム、フタツブコムギ(エンマーEmmer)は28染色体のAABBゲノム、パンコムギ(スペルトSpelt)は42染色体のAABBDDゲノムであり、原種のヒトツブコムギには無いDゲノムのグルテンが多くの現代病を引き起こしていると言われています。
現在「小麦」を食べれない方が多くいますが、それは決して小麦という食物そのものせいではなく、品種改良と極端な食べすぎという人災なのではないでしょうか?
小麦という生き物を「食べるな!」と批判するのではなく、小麦を愛することが本来の姿なのではないでしょうか?
穀物本来の甘い味を是非味わって頂ければと思います。